こんにちは。
福岡久留米の片付けコンサルタント
伊藤 牧です。
今日は 実際に水害で使用した
「水で膨らむ土嚢・アクアブロック」
についてレポートします。
水害をきっかけに「水で膨らむ土嚢」を購入
7月と8月に床下浸水を経験した我が家。
1度目の浸水後に
「土嚢を準備しないと!」
と考えました。
ホームセンターには
砂入りの土嚢が並んでいましたが、
物置がない我が家では
屋外保管が難しい…。
庭に積んで置いたら
雨風にさらされた袋が
風化して使い物にならなくなるだろうし…
と、そこで選んだのが、
屋内でコンパクトに収納できる
「水で膨らむ土嚢・アクアブロック」 でした。
アクアブロックの特徴
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土を使わず、水に浸すと膨らむ吸水性ポリマー入り
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乾かせば再利用可能
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収納時は薄く、屋内保管できる
20袋入りでもとてもコンパクトで、
場所を取らないのが大きなメリットです。

実際に使ってみた!浸水時の様子
そのうちお風呂場で実験してみよう、
と思っていた矢先
2度目の豪雨が到来し、
またしてもじわじわと敷地内に浸水が
始まったので実験を飛ばして
実践しました
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家族総出で袋をモミモミほぐす
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水を貯めたお風呂に放り込む!

あっという間に膨らみます

水から上げたばかりの土嚢は
びしょびしょ。
3.家族総出でわっせわっせと
運んで積む。重い!

ここで「土嚢の積み方」を学んだことがないことに
はたと気付く。
ネットで調べたけどよくわからなくて結局自己流で。

掃き出し窓には4つで1段
だということも分かりました。
結局、床上まで浸水してこなかったので
役にはたたなかったけど、
じわじわと水位が上がってくるなか、
大きな安心感を得られて
緊急事態時の心の支えになりました。

ただし「土嚢=完全防御」ではないことも実感。
水が引いてから
玄関を開けて、外からみたところ

わずかに水がしみ出してきましたが、それでも 浸水スピードを抑えられた効果は大きかった です。
左端下、土嚢と床/壁の間に隙間がみえます。
「わ、積み方が甘かった💦
水が床上まで来てたら
ここからドボドボ浸水してたかも!?」と焦り、
たたきに水を貯めて確認したところ
玄関外に左下の隙間から
ドボドボと漏れてくることは
ありませんでした。
その代わり、全体的にじわじわと水が
ゆっくり水が浸みだしてきました。
それまで、土嚢さえあれば
完璧に水がせき止められる
と思っていたけど
そうでもないんだ!そりゃそうか!!
と当たり前の事に気付く。
でも、本当に少しずつしか
浸みださないので
やっぱりするとしないとでは全然違います。
使用後の乾燥と再利用
そんなこんなで
2度あることは3度あるかも、ということで
水で膨らむ土嚢は再利用するため
現在天日干し中。

真夏の気温で10日ほど干すと
1割に縮むらしいけど、
雨が降ったりやんだりで
なかなかしっかり乾かない毎日です。
干したりしまったりで
中身のたっぷり入ってるところを
ギューッと握って移動させていたら、
中からちょこっとはみ出してきました。

赤ちゃんのおむつとそっくりなのが
入ってるんですね~。
持ち運びは袋の「耳」を持つのがおすすめです。
水で膨らむ土嚢を使ってみた感想
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収納しやすく、災害時にすぐ使える
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再利用できて経済的
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「完全防御」ではないが、確実に安心感をもたらす
水害はいつ起きるか分かりません。
「備えあれば憂いなし」 の言葉通り、
我が家では今後もアクアブロックを
常備する予定です。

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