こんにちは、片付けアドバイザーの伊藤牧です。

今回は、我が家で実践している

キッチンシンク下収納の工夫をご紹介します。

キッチン収納は、料理のしやすさや

片付けのスピードに直結する大切な場所。

また、LIXILシエラを選んだ理由や

家族みんなが使いやすい収納ルールを

写真付きで解説していきます。

私にとってキッチンは、

料理が得意でない＝優先順位が低い場所　なので、

家全体のコストと他の部屋の広さを

確保するためにキッチンは

幅2100ｍmと新築にしては狭め、

そして低価格帯のLIXILのシエラにしました。

シエラを選んだ主なポイントはこちらです。

 
・食洗機の上に引き出しをつけられる

・排水口の掃除がしやすい

・足元の引き出しのサイズと形状

・シンクをコンパクトにして調理台を広くできる

・契約した工務店への値引き率が高い

・取っ手の形状

取っ手はなるべく出っ張りがない形が理想でした。

事情があってキッチンの通路幅がギリギリなので

少しでもスペースを確保するためです

↓事情についてはこちらのブログに書いています

ワークトップ（天板）はお安いステンレスで。

キッチンパネルにつけてある棚などは

IKEA製で後付けです。
床が無垢材なので、

市販のクッションフロアの

キッチンマットを敷きました。

今日はシンク下の収納をざっとご紹介

①楽に出し入れできる場所によく使う物を入れる

②便利そうな場所でも、自分が使いやすいか？を優先する

③家族の成長に合わせて収納を変化させる

上段を開けたところ。

アシストポケット・シェルフをつけました。

手前は左側から掃除用スプレー、食洗機洗剤、まな板、ラップ、包丁類、スライサー類

奥は左側から　掃除用ブラシ等、重曹、クエン酸、キッチンペーパー、ボウル、排水溝ネット　その奥に卵スライサー。

シンク前で、よく使うものです

アシストシェルフをぐぐーっと奥に押しのけたところ

右手前のラップ替わりのお皿カバーを4日に一度使うくらいで、引っ越してきてから使ったのは

他にはサランラップ４回、アルミホイル１回だけです。

ほぼ開かずの間ですね。

一回引き出しを引いて、今度はシェルフを押す、という、

意味は違うけど手のひらを返すような　ま反対の動きがなんだかしっくりこず

使用頻度の低いものを入れています

足元のグレーの引き出しには保存容器を入れています。

形の同じものは、蓋と器別々に収納。

同じ器は重ねて、サイズの違う蓋は全部同じバットに投げ込むことで
収納スペース内に収めています。

保存容器は使用頻度がかなり高いので

かがみこんで開ける引き出しではなく

もっと楽に届く吊戸棚に入れたいところですが、

そうすると息子達が届かず。

そうするとお手伝いしてもらえず。

そうすると私がより多く働かなければならない。

ということで、取り出しにくさと

働かずに済むことを天秤にかけての配置です。


ちなみに、この上の引き出しの

アシストシェルフ下への配置も考えましたが
下段よりスペースが狭く

保存容器の収納場所が分散して

子供たちが混乱しそうだったこと、

深さがあるので結局かがみこむ角度が

さほど変わらないのと、

やっぱりアシストシェルフを

押すのかなんだか面倒なため、

却下になりました。

息子達がもうちょっと大きくなったら、

配置換えになりそうな場所ですね。

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よくお客様から

「これはどこにしまうのが正しいですか？」

「他の人はどうしていますか？」

といった質問をいただきます。

そんな時、私はいつも即答が出来ません。なぜなら

モノを選び取る基準、使いやすい定位置は

「こうあるべき」ではなくて、

使う人に合わせるものだから。

「コンロ下の収納にフライパンを入れるべき」

「タッパーはこの引き出しに入れるべき」

と、誰が作ったか分からない「べき」という幻の正解に合わせている限り

いつまでも使いづらくて結局散らかってしまったり、

逆に「べき」の情報を持っていなければ

いつまでも決められなかったり。

いつまでもウロウロするばかりで何も進みません💦

ここで

大切なのは、自分自身の価値観を明確にすること。

自分の価値観に沿っていくと、

サクサクと物を選び取ることが出来、

スイスイと物を収める場所が決められます。

是非、自分自身の価値観を、

その価値観が生まれた背景を見つめて、

大切にしてください。

きっと今よりももっと自由に、

もっと楽に暮らしを楽しむことが出来るようになります♪

• 「〜すべき」にとらわれず、自分の価値観を優先

• 使う頻度や家族の行動パターンを考慮

• 無理なく維持できる収納を選ぶ

価値観や優先順位って

どうやって探したらいいの？

自分で自分が分からない・・

という方には　

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